5日目 @ラオス

今日は車で3時間ほどかけてバンビエンという小さな町に来た。
ここは昔米軍基地があった名残りかヨーロッパ人観光客が非常に多く、tourist areaはほとんどラオスとは思えない雰囲気だ。
大学を辞めて3か月間ここに滞在しているというイギリス人やスウェーデンから来たという30〜40くらいの一人旅の女性と出会った。
以前タイにいたときも含めて会うのはたいてい北欧・ドイツ・フランス・イギリスの人だ。
なぜかアメリカ人や南欧の人とはあまり出会ったことがない。

ノルウェーでは、高校を卒業すると親が海外旅行に行くことを勧めるようだ。
一年くらいかけて世界を旅し、それから大学に入る。
僕が出会った女性は、エコ関係の勉強をしたいと思うようになったと言っていた。
デンマークの男性は、安定している公務員になれれば、と語ったいた。
イギリスにも似たような文化があり、大学進学率は日本ほど高くないらしい。
彼らはもっと自由に生きており、したいことがある奴は高校くらいからテーマを決めて勉強をし、大学でさらに研究を進めるらしい。
特に勉強したいことがない場合は高校を卒業してそのまま就職をする。
それでもキャリア的にハンデはないらしい。
むしろ大学まで出てちゃんと働かないと変な奴と思われるらしい。日本のようにとりあえず大学を出て、結婚したら仕事を辞めるなどと言った事はもったいない!とも言っていた。
その分大学卒の人間は尊重されてもいるようだ。
就職活動も大学に企業の方が来てくれるらしい。
そこで面接をして内定をもらうらしい。
現在の日本のシステムとは随分違う。
ただ、イギリス在住歴の長い方が、本来日本は文化的に近いイギリスを模倣するべきだった。
アメリカ型はあまり日本に合わない気がするとおっしゃっていたのが印象的だった。

今日はこれから付き合って下さっているラオスの先生方と一緒に飲みに行く予定だ♪