郡山での研修が始まって早2週間。
ようやく仕事にも慣れてきました。

朝6時の採血に始まってopeに入ったりカルテを書いたり
そこそこ忙しく働いています。
徐々に自分で処理出来る仕事が増えてくると楽しいね♪

今まで学生として外から見ていた医療の世界と、実際に医者として内からみる世界は全然違うものでした。

今まで疑問に思っていた医療に関する色々な事が理解できるようにもなりました。
(中略)

ここでは50代の部長の先生も含めて土日はありません。
毎日忙しく働いています。
でも不幸な患者さんは一向に減りません。
大きな歯車の中で自転車操業しているのがやっとです。

こんな環境で何十年も仕事をされている先輩方には本当に頭が下がります。
僕はそんな自信はありません。
(中略)

研修が始まってたったの2週間ですが心に残る事が色々ありました。

始めて先生と呼ばれた違和感
自分のちょっとした発現が患者さんにとって大きな意味を持つ事を始めて実感した日の事
前日まで元気に話していた仲良しの患者さんが大量出血で危篤になった時の無念さ
周りを気遣うが故、病院にも来ず結果的には末期の癌が見つかった患者さんとその旦那さんのやりとり

ともすれば忙しい現状に飲み込まれ生きていく事に精一杯になりそうになる今日この頃ですが、学生の頃の熱い気持ちを忘れずに生きていこうと改めて思っています。

今日久しぶりに明るい時間に外に出て、桜が満開になっている事に気が付きました。
ようやく郡山にも春が来たようです。