1,2日目 @北京

0日目 @北京
久しぶりに成田に帰ってきて感じたこと。
ご飯が美味しいこと、女の子が異常に可愛いこと、ユニクロがお洒落+高品質+安くてやばいこと、WiFiが全然使えなくて不便なこと、成田は閑散としていると思いきや人数が少ないわけではなく日本人が大人しいからそう感じるのだろうこと
etc


1日目 @北京
タイから帰国して10時間後、僕は北京行きの飛行機に乗り込んだ。
僕が学生時代になんとしても訪れてみたかった国。

僕の周りには中国出身の優秀な友人がたくさんいる。
彼らの力の源を知りたかった。
東南アジアを旅しても、日本にいても中国文化の影響をひしひしと感じる。
その総本山を実際に肌身で感じたかった。
近年ニュースの一面を独占している中国に関するニュース。
実情を実際に確かめたかった。
etc

ツアーでなく、バックパックを持って中国に密着した旅がしたかった。
右も左も分らぬ僕だったが、幾多の中国の友人の協力のお陰でなんとか旅のプランを立てることができた。
そしてその事実がさらに僕の中国に関する興味を掻き立てた。
この人たちはなんて良い人なんだろう。。
僕が、友達の一人に感謝を述べた時、彼女が言った一言は忘れられない。
「だって友達だもん!」
数回会った事のあるだけの友達に対して、
忙しい仕事の合間をぬいここまで当然のごとく優しく接する事が出来るだろうか?

3月16日の晩北京に辿り着いた。
前情報と違い、
コートがなくてもそこまで寒くなかった。
バスなど公共交通手段にも英語表示がしっかりなされていた。
空港での両替は日本と同じくらいレートが悪かった。
(市内の中国銀行のレートが良いがずいぶん待たされた)

空港のリムジンバスで三元橋に向かい、そこから歩いて15分ほどのところにあるIbis hotelに泊まった。
北京に住む知人が予約してくださったホテルで、
衛生的で快適+室内でネットも使用でき二人で4000円以下ととてもリーズナブルだ。
今後中国に行く人は是非チェックしてみてください。
ただしこの地区はホテルが多い割には道がまだ作られてなく、
工事現場を乗り越えていかなければ辿り着けない難点があるのだが。
北京はこういった事が多かった気がする。
めっちゃ近代的で立派な建物がある半面、まだまだ細部にまではいきとどいていない感じ。
もう後10年もすればもっともっと近代的な都市になるのだろう。

本当はお腹がすいていたのだが、周りにコンビニなどご飯を買えそうなところは一軒もなかったので
初日はそのまま寝ることにした。
この周辺に限らず北京にはほとんどコンビ二がなかった。
日本だと駅前などに決まってコンビニがあるのだが、なぜだろう。。


二日目 @北京
この日は朝から
天壇公園→王府井→天安門故宮→景山公園 と地下鉄で観光した。
天壇公園では中高年のおじさん・おばさんが平日の朝から踊ったり歌ったり、ゲームをしたりしておりびっくりした。
後から聞くところによるとこれらは健康活動らしく、暖かくなるともっと多くの人が参加しているとの事。
中国人のバイタリティーや果てしない。
日本人なら恥ずかしくてこんなこと出来やしないだろう。

天壇公園の詳細に関してはここでは省略する。
(僕が説明するより自分でネットででも調べた方がよいだろう)
古代中国の思想がふんだんに盛り込まれている点が僕にとって非常に面白かった。

王府井の屋台にて昼食を食べ、お土産を物色した。
お土産屋さんの売り子のお姉さん達が非常に強烈だった。
僕がどこかの店で何か買おうものなら周りの店のお姉さんも寄ってきて服をつかんで離してくれない。
「これ可愛いねぇ」
「安いよ安いよ!友達プライス!!」
「サイコーいくら??」
巧みに日本語を駆使して食いついてくる。
友達価格でなく友達プライスと言うあたり日本人の心理をよく掴んでいる。
彼女たちに限らず、中国人はみんな商売上手だった。
タクシーに安い料金で載せた後に、一旦車を停めて
こんな観光名所も周るのどう??
と切り出してくる。
国営観光所なども巧みに小銭を稼いでくる。
入場料をとった後に、荷物を預けるお金を取ったり。。。

日本の商売人も彼らに見習うべきだ。

昼食を食べた後、天安門故宮を訪れた。
この壮大さを文章で表現することが難しい。
きっと地球上でもっとも凄い人工物の一つだろう。
ここを舞台に繰り広げられた様々な出来事に思いを馳せながら観光した。
日本に帰ったらもっと中国文化について勉強しよう。
まずはラストエンペラーでも見ようかな♪

夕食は友達が紹介してくれた弁護士の先生に北京ダックをご馳走になった。
あり得ないくらい美味しかった。
屋台で食べるような中華料理は脂っぽいだけで微妙だが、
ちゃんとした中華料理は半端なく美味しい。

先生と話し合った事をいくつか。
「日本では勉強よりも部活に重きを置いている奴が多い。なんかおかしい。
中国では絶対そんな事はない」
「中国は毎年500万人の大学卒業者がいる。完全に買い手市場。だから大学生は必死に勉強しなきゃ。たとえ北京大学卒業でもそこそこ成績が良くないとダメ」
「上海が経済発展しているのは周りに製造会社が多いから」
「中国でも企業取引はほとんど弁護士を介して行われる。もちろん人間関係も大事だけど。。」
「満漢全席は量が多すぎてとても食べられないよ」
「今年の国会で問題となったトピックには、医療問題、住宅問題などがある。貧しい人がちゃんと医療を受けられなかったり、住宅が高すぎたり。。中国は現在日本の医療教育などに関心をもっているらしい。」
「中国では医者の給料は良い大学、レベルの高い病院ほど高い。優秀な奴が高い給料を貰うのは当たり前」
「中国でも一部の豊かな人は日本人のようにまったりしている。でも大部分はまだそんな余裕はない。ほんの一部の人だけ」
etc

兎にも角にも中国文化の偉大さを改めて感じた一日だった。