11,12日目 @ラオス

11日目 
今日は午前中に王宮(フランス植民地時代にラオスの王に対して敬意を示す為にフランスによって作られた)を利用した博物館を見学したのち、飛行機で首都ビエンチャンに戻った。
ビエンチャンで今まで僕たちを世話してくれた先生方、医学生のみんな+今日一緒の飛行機でビエンチャンに来た東大大学院生の二人 とお別れのBBQを行った。
そこで記憶に残った会話をいつくか書きとめようと思う。

政府関係で働く方が以前は公務員は民間企業と比較して人気がなかったが、現在はそこそこ収入面でも等しくなりラオスに貢献出来るというやりがいと合間って非常に人気職種となっているとの事。
以前ラオスでは婚前交渉禁止とブログにも書いたが、実際はそのような習慣は既に廃れているとの事。
etc
なんかもっとあった気もするがもう忘れてしまった。。

12日目
今日で長かったラオスの旅も最後となる。
午前中はとくにすることもなく、一人でランニングなどをして過ごした。


午後になり僕たちを世話してくれていた先生方の一人の奥さんが出産したとの報告を受け、
みんなで病院に向かうことになった。
3500gの大きい元気そうな男の子だった。
ラオスでは2500〜2700が平均体重というからかなり大きな子だ)

先生にとって初めてのお子さんらしく、非常に嬉そうだった。
お父さんになる感想は?
と聞くと
とりあえず幸せ一杯だよ!
とおっしゃっていた。
その後少しして、
この子を育てなきゃという責任感も感じる
とつけ加えた。
将来は自分と同じように医者になって欲しいとの事。
近々自分が開業する予定だから出来れば跡を継いでほしいらしい。

僕たちをメインにサポートしてくださったもう一人の先生の奥さんも現在妊娠中らしく、
僕にはお金がないから、せめて教育だけでもしっかりしてやりたい。
その上で何かしたいことを頑張ってくれれば。
とおっしゃっていた。
この国の人々もなかなか教育熱心だ。

その後先生のお宅に呼ばれ、お母様の手料理を振舞われた。
舗装もされてない道路を5分ほど進む、けったいな場所にあったが
広々としたお宅は非常に快適だった。
隣には親戚が住んでおり、みんなで助け合いながら楽しくまったり暮らす。
なんか僕たち日本人が忘れてしまった物がここにはある気がした。

家族がばらばらになって暮らし、狭い家であくせく働く日本人
親戚みんなでまったり暮らすラオス
環境が整っている割には世界情勢に疎い日本人
なぜか最先端のmusicやDVDもgetし、i phoneさえ使いこなすラオス

そしてJICAの協力なしではやっていけないというラオスの現状

色々な事実が複雑に絡まりあってこのラオスという国は構成されている。
日本とは全く違う状況にあるこの国で僕は多くの事を学んだ。

現実というものは実際に肌身で感じてみないと分からない。

僕たちを世話してくれた先生がおっしゃった言葉だ。
この旅に来て本当に良かった。

明日からはしばしタイでマリンスポーツを楽しもうと思う♪