2日目 @ラオス

今日はラオスのnational hospital及びmedical school(ラオスで唯一。でも人口も440万人しかいない事を考えるとそんなもんかな)を見学した。
共に少し寂れた感じの建物だった。
冷房は場所によっては効いている感じ。
medical schoolは東大医学部の協力のもとで設立されたみたいで
出会った方々はみんな日本人の僕たちに非常に好意的に接してくれた。もともとそういう国民性なのかもしれないが。。
JICAは医療分野だけでなく、ラオスの水の供給にも貢献しているらしく国民の多くがJICAの存在を知っているらしい。

朝10時にDEENに挨拶に伺った。DEENは女性で、医学生も女性の割合が非常に多かった。35%くらいが女性とおっしゃってたが、明らかにもっと多く感じた。
僕のイメージとしては先進国になるほど女性の社会進出が進んでいるイメージだったのでラオスに女医さんが一杯いることに少し驚いた。
午後からはラオス医学生と共に症例報告や放射線科のカンファレンスに参加した。
症例報告は明らかにCOPDの急性増悪と分かるものであったが、
プレゼンター(日本でいう専門研修医レベル)は喘息と勘違いしておりドイツからアドバイザーとして来ている医師が若干怒っていた。
カンファレンスの様子は日本と似ており、プレゼンターが棒読み気味に英語でプレゼンし、アドバイザーの先生が後はもっぱら話す感じ。ラオス人が自発的に発言している様子はあまり見られなかった。僕がラオス語を理解しないのでスルーしている可能性はあるが。

ラオスがフランスと未だ密接な関係にある点も面白く感じた。ご存じの通り、ラオスは依然フランスの植民地であり、フランスに対しあまり良い感情を抱いていないと思っていただけに。。
みんなあまり気にしていないようだった。

確かにフランスとドイツなども以前はしょっちゅう戦争をしていたが、今は良好な関係を保っているように感じる。
どうして日本は近隣諸国とあまり良好な関係を気付けていないのであろうか。もっと勉強したいと思った。

cf,ラオス医学生から聞いた面白い話
ラオスでは年齢詐称が頻繁に行われているらしい。
その子は早く学校に行きたいから一歳早く生まれた事にしたらしい。
またラオスでは25歳まで結婚出来ないらしい(なんでだろう??)が早く結婚したいから年齢詐称する人もいるらしい。